VB→C#変換サービスの使い方(4)- 宣言部モード
(第3回はこちら)
宣言部モードはファイル先頭部の宣言部(モジュール変数やユーザー定義型(Type))を変換するモードです。
1. 変換を行う画面を開きます
2. 「宣言部」を選択します
3. 左側のVBコードのところに宣言部のVBコードを貼り付けます
4. 真ん中の">>"を押します
5. 右側にC#のコードが表示されます
画像だとC#コードが切れているので、下にコード全体を張り付けておきます。
class UsrRecord01 public string FirstName; //First name public string LastName; //last name public int Age; //age public void LSet(string s) { } public string ToLSet() { string s = ""; s += this.FirstName.ToString(); s += this.LastName.ToString(); s += this.Age.ToString(); return s; } } class Program { public static int mdlVar01; }
生成されたコードについて補足です。
- ユーザー定義型はC#のクラスに変換します。
- LSet(), ToLSet()というメソッドが存在しますが、VBのLSetステートメント対応を想定して作成されますが、邪魔だったら削ってもらえればです。
- モジュールレベルの変数等はProgramクラス内のメンバー変数として変換されます。Programクラスを変えるなり、変数定義部を切り取るなりして使ってください。